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クリエイティブ業界の営業職

クリエイティブ業界で仕事をしたい営業職の人向けに、IT・メーカー・印刷・広告の4ジャンルに分けて仕事内容と将来性について考察してみました。

クリエイティブ業界の営業職

営業職と呼ばれるポジションの業務も、自社製品をガンガン売っていくというよりも、ブランディングやマーケティングに長けた戦略的思考を得意とする人材が求められる時代。セールスにはクリエイティビティが必要で、IT・メーカー・印刷・広告の各業界における営業職が携わる仕事の創造性についてご覧ください。

IT

IT業界の営業の具体的な仕事内容

IT業界で営業職がいる企業は法人営業による受託を主体とするケースが多く、その中でクリエイティブに分類されるのはコンテンツ制作やマーケティング分野に関連する業務。ウェブサイトやアプリ、動画コンテンツなどの企画開発といったプロダクション的案件や、SNSやオンライン広告を使ったプロモーション案件などが代表的で、営業職はプロデューサーとして予算や進行管理を主業務とします。

IT業界の将来性

IT業界全体で見れば、今後ますます成長する分野であるのはいうまでもなく、進化・変化のスピードが速い分、グローバルレベルで人材の流動性が高いのが大きな特徴。より成長性の高いIT企業は、受託ではなく事業会社が多いので、営業職でもエンジニアリングスキルは身に付けたいところ。

メーカー

メーカー業界の営業の具体的な仕事内容

ここで取り上げるメーカーの営業とは、いわゆる大企業の本社営業を意味します。グループ企業全体の営業戦略をマネジメントするセールスの上流工程を担当。全国をネットワークする販売会社や卸先などと連携して、単純に売上を伸ばすというよりはマーケティング視点でブランド価値やユーザー体験の向上といった点を重視するヘッドクォーター的役割を担います。

メーカー業界の将来性

メーカーは業界全体というよりも個々の企業やブランドによって将来性が大きく違ってくる時代。テスラしかりアップルしかり、ブランディングがしっかりしているメーカーが高い収益性を確保するといった流れがあり、日本の製造業ならトヨタがウーブンシティという街作りに取り組むなど、経営者のビジョンに対する共感性も将来に大きく影響するポイントです。

印刷

印刷業界の営業の具体的な仕事内容

印刷事業でいえばカタログや販促ツールなどマーケティング関連のクリエイティブ制作は従来から印刷会社の得意とするところ。それに加えてデジタルコンテンツ制作やオンライン含むプロモーション施策全体をワンストップ対応する印刷会社も増えています。顧客企業の課題解決をサポートするという意味で、広告代理店とも業務領域がバッティングしているといえるでしょう。

印刷業界の将来性

もともと凸版印刷と大日本印刷の2社が業界をリード※(2020年~2021年調査)する存在でしたが、デジタル化・オンライン化という点では中堅印刷会社で高い成長率を上げている企業も複数存在します。ITに強い営業職への投資にも積極的な業界でもあり、非印刷事業を含めて多様な仕事に携わるともいえるでしょう。

※参考:業界動向サーチ(https://gyokai-search.com/4-insatu-uriage.htm)

広告

広告業界の営業の具体的な仕事内容

広告代理店はプランニング、クリエイティブ、プロモーション、そしてメディアバイイングなどを手掛けていて、企業のマーケティング全般をワンストップ対応できるのが強み。営業職はクリエイターをはじめとする様々なスタッフをアサインして、プロジェクトをとりまとめるのが主な役割。クライアントに関する情報管理から企画提案や施策実施と報告まで、予算とスケジュールを管理します。

広告業界の将来性

広告というマーケットでいえば、従来的なアナログメディアよりもデジタルメディアへの比重が高くなっている分、広告代理店の営業職もIT関連に強い人材が求められています。IT+クリエイティビティという意味では、大手広告代理店とコンサルファームが競合するといった局面も増えている状況です。

まとめ

法人営業でクリエイティブな仕事がしたいという理由で転職活動をするなら、上で紹介した4つの業界の中でもよりマッチしやすいのは印刷業界と広告業界といえるでしょう。どちらも企画や制作で顧客の課題解決をサポートするのがメインのミッションで、営業職としてのやりがいも感じられるでしょう。
さらにいえば、広告業界はデジタルに特化した企業も多々あり、総合代理店だと採用のハードルも高くなりがち。その点、印刷業界はアナログとデジタル両方に注力している中堅企業で、中途採用に積極的なケースも見られます。

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